ダルバートとネパール料理
- ネパールカレーのテクニックとレシピ、食文化 -
本田遼 著
柴田書店
2020年6月30日初版発行
ダルバートに関する本を出したいことや、ダルバート食堂、スパイス堂に続く出店の構想を語っておられた「遼さん」が、着々とその夢を実現されています。まず前者の「ダルバートとネパール料理 - ネパールカレーのテクニックとレシピ、食文化」が 6月24日に発売開始となり、後者は東京、豪徳寺に「OLD NEPAL」の開店準備が進んでいる様です。店舗で先行販売とのことで、ダルバート食堂へ伺い購入しました。
本書の「はじめに」で記されている、
ネパール料理はインド料理やスパイスカレーにくらべると使うスパイスの量がかなり少なく、ほとんどの料理はターメリック、クミン、チリ、フェネグリークの 4種のスパイスのうち、いくつかを組み合わせてつくるというシンプルな味付けです。素材の味を引き立てて生かすところは和食と通じるものがあり、そのやさしい味わいは日本人にも親しみやすいように思います。
は、最近ダルバートを何度か自分で作ってみた際に同じ様に感じました。上手くネパール料理を表現されています。
ダルバート食堂
大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
http://dalbhat-shokudo.com/
https://twitter.com/dalbhat_nepal
https://www.instagram.com/dalbhat_shokudo/
スパイス堂
大阪市中央区谷町6丁目13-6
https://twitter.com/osaka_spice_do
https://www.instagram.com/spice_do/
https://www.facebook.com/spicedou/
OLD NEPAL TOKYO
東京都世田谷区豪徳寺 1丁目 42-11
https://www.instagram.com/oldnepal_tokyo/?hl=ja
この日もサラダをアチャールに、
茄子キーマカリーをイエローダル(ムスロとムング)に変更をお願いしました。
山羊カリーは骨付き皮つきの山羊肉が使われています。
約 2週間発酵させた大根のアチャールも添えて頂きました。
チキンチリもメニューに含まれます。
食前のスープ、
パパドゥ、
食後のワンドリンク付きです。
ダルは 5種類の豆、マス、ムスロ、ラハル、ムング、チャナのミックス、
マスはチキン、
タルカリは一旦乾燥させた茸、人参、じゃが芋、チャナ豆、大蒜の茎葉、
ミントとトマトのアチャールはネパールの山椒 ティンムルがよく効いており、
じゃが芋とえんどう豆のアチャールも並びます。
青菜炒めと、ディナーにはロティが添えられます。アラカルトでモモアチャールを追加しましたが、ミントを効かせたアチャールバージョンでお願いしました。
食後にチヤも頂きました。
先週に引き続き、店内には沢山の紫陽花が飾られていました。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
メニューに「ネパリランチ」としてダルバートが載っています。
ライスをバスマティでお願いしました。
ダルはムスロとムングのミックス、
マスはマトンかチキンが選べ、マトンでお願いし、
じゃが芋のアチャール、大根のアチャール、青菜炒め、ヨーグルト(ダヒ)が添えられています。青菜炒めの菜の花は店主の好みとのことです。
ワンドリンク付きですのでチヤを頂きました。
ダルはマス、ムスロ、ラハル、チャナ、ガハットの 5種類(split と whole の違いも入れると 6種類)のミックス、
マスはタンドールで炙ったチキンを使ったククラコマス、
タルカリは蕗、茄子、じゃが芋、大蒜の茎葉、
アチャールは発酵の進んだ大根、ムラコアチャール、
トマトと煮干しのシドラマチャラゴルベラコアチャールにも大蒜の茎葉、ハリヨラスンがつかわれています。
青菜炒め、ブテコサグ、ロティが添えられています。アラカルトでチキンチョウミンを追加でお願いし、
食後のチヤも頂きました。
阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
ダルバートがお目当てです。チキンかマトンを追加できるようですのでマトンを追加し、サラダではなくヨーグルトを選びました。
ダルはいわゆる「豆カレー」の仕立てで、マス、ムスロ、チャナが使われているようですが、辛さで豆の味がよく分かりません。
マスのマトンは予想に反してドライタイプの骨付きでした。
サグと、
大根のアチャール、じゃが芋とブロッコリーのタルカリ、芋フライが添えられています。
食前に、スープとヨーグルトが供されました。
ワンドリンク付きですので、食後にチヤを頂きました。
お店にはシンギングボウルが沢山並んでいました。ネパールから持ち帰った大きなものと同じくらいサイズには、結構な値段がつけられていました。


その優しい味付けのタルカリに対比するような、
酸味の効いた、檸檬のアチャール、冬瓜のアチャールを追加でお願いしました。
食後にチヤも頂きました。
ダルは多くの種類の豆を使ったミックスダル、
マスはこの日は追加料金有りで骨付きマトンが選べ、
タルカリは、蕗、大蒜の茎葉、じゃが芋、
ティンムルとジンブーの効いたトマトのアチャールはこれまで登場したものとは少し異なる仕様で、
じゃが芋とえんどう豆のアチャール、青菜炒めも添えられています。
食後にチヤも頂きました。
バフモモ、
骨付き皮つき山羊肉のカリー付きのタカリダルバートを頂き、
食後にチヤも追加しました。