黒目豆のカリー Kaupi curry @ シャンティランカ Shanti Lanka(宝塚市)

「シャンティランカ Shanthi Lanka」さんのライス&カリー、Cセットです。メインをチキンでお願いし、副菜には黒目豆 カウピのカリー Kaupi curry、小松菜と大根葉のマッルン、パパダン、大根のカリー、カトゥレット、ビーツと人参のサラーダ、茄子とハールメッソのテルダーラが並びました。追加でお願いしたデザートはワタラッパン、キリテと頂きました。

「阪急宝塚線山本駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「シャンティランカ Shanthi Lanka(宝塚市山本)」

Shanthi Lanka
シャンティランカ

宝塚市平井 2丁目7-11

https://twitter.com/shanthi_lanka
https://www.instagram.com/shanthi_lanka/?hl=ja

クリスマススペシャル @ シムラン SIMRAN(箕面市)

「シムラン SIMRAN」さん、ディナーメニューにクリスマススペシャルを用意されました。トマトスープから始まり、グリーンサラダ、クリスマスチキン、バターチキンカリーか海老カリー、チーズやココナッツも選べるナン、ソフトドリンク、デザートのチャイプリンまでのセットです。そんなクリスマスシーズンでも、いつもの美味しいダルバートをお願いしました。ダルはムスロとムング、マスは骨付き皮付き山羊肉、山羊肉のブタン、じゃが芋と大根、胡瓜のアチャール、青菜炒めが並びます。チヤも頂きました。

国道171号線牧落交差点近くのお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「シムラン SIMRAN (箕面市)」

インド料理 シムラン SIMRAN

箕面市牧落 5-5-22

http://curry-simran.com/
https://www.instagram.com/simran_restaurant/?hl=ja

ダルバート @ ナマステエベレスト NAMASTE EVEREST(豊中市)

最寄り駅は阪急電鉄庄内駅になる「ナマステエベレスト NAMASTE EVEREST」さんへ初めて伺いました。メニューブックに、ダルバートセット Dal bhat Set が載っています。お願いすると、まずお決まりのサラダ、そしてターリーが登場です。ダルはマス、ムスロ、ムング、チャナ、ラジマが入っていそうです。マスはチキン、青菜炒めのはずがキャベツ炒め、アチャールは即席タイプの大根と胡瓜です。チヤも頂きました。

ナマステエベレスト
NAMASTE EVEREST

豊中市庄内東町1丁目 1-16

カオソーイ @ チャダタイレストラン CHADA THAI RESTAURANT(尼崎市武庫之荘)

寒い日にはカオソーイ。「チャダタイレストラン CHADA THAI RESTAURANT」さんへ伺い、ส้มตำอะโวคาโด Som Tam Avocado ソムタムアボカドと、ข้าวซอย Khao soi カオソーイを頂きました。

阪急神戸線武庫之荘駅前のお店で頂ける美味しい料理の数々は
→「チャダ タイ レストラン CHADA THAI RESTAURANT (尼崎市)」

CHADA THAI RESTAURANT
チャダ タイ レストラン

尼崎市武庫之荘 1-2-8

https://www.instagram.com/chada_thai_restaurant/
https://www.facebook.com/Chadaタイレストラン

黒キャベツとアレッタのさっと煮 @ カラピンチャ Karapincha(神戸市灘区)

「カラピンチャ Karapincha」さんのライス&カリーを頂きました。メインは甘長ししとう、ご飯をスリランカ米(スドゥキャクル)に変更、シーニサンボーラとカトゥレットを追加でお願いしました。この日の副菜は、ムング豆のカリー、蓮根の炒め物、豆の揚げせんべい、ブロッコリーとケールの掛け合わせのアレッタ Aletta が茎も葉も使われ、黒キャベツ Cavolo nero と一緒のさっと煮に仕立てられ、さつま芋の煮物も並びました。椰子の花蜜がけヨーグルトも付いており、タラグリとキリトフィーを持ち帰り、家で紅茶と頂きました。

阪急神戸線王子公園駅近くのお店で頂ける美味しい料理は
→「カラピンチャ Karapincha(神戸市)」

カラピンチャ Karapincha

神戸市灘区王寺町 1-2-13

http://karapincha.jp/blog/
https://twitter.com/karapinchajp
https://ja-jp.facebook.com/karapincha.jp/
https://www.instagram.com/karapincha_jp/?hl=ja

牡蛎ビリヤニ Oyster Biryani @ エリックサウス ERICK SOUTH 西天満店(大阪市北区)

「エリックサウス ERICK SOUTH 西天満店」さんへ伺い、冬季のスペシャルメニュー牡蛎ビリヤニを前菜 3種とラッサム付きセットでお願いしました。前菜 3種はポテトマサラ、スンダル、チキンピックルが並びました。ラッサムも供され、20分ほど炊き上がりに要する牡蛎ビリヤニが登場です、チキングレイビーとライタと一緒に頂きます。食後にマンゴークルフィー、クラブジャムン、マサラチャイもお願いしました。

エリックサウス ERICK SOUTH 西天満店

大阪市北区西天満 4-1-9 ニュー若松ビル 1F

https://enso.ne.jp/erick-south/nishitenma/
https://twitter.com/ericksouthntm

ショルシェ マチュル ジョル Shorshe Macher Jhol @ 亜州食堂チョウク CHOWK(大阪市福島区)

「亜州食堂チョウク CHOWK」さんへ伺い、〆が Bengali Fish Curry ショルシェ マチュル ジョル Shorshe Macher Jhol の「ふつうにおまかせ」をお願いしました。前菜盛り合わせ【台湾】、ヤムヌア【タイ】、海老入りタイ風オムレツ【タイ】、〆が【東インドのベンガル料理】ムシュリダルとヒラアジを使ったショルシェ マチュル ジョル Shorshe Macher Jhol です。ライスと一緒にプレートに盛ってみました。甘長唐辛子のアチャールが添えられています。大兎嶺【台湾】と、食後に甘井愛巣も頂きました。

JR東西線新福島駅近くのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「亜州食堂 チョウク CHOWK (大阪市福島区)」

亜州食堂 チョウク CHOWK

大阪市福島区福島2丁目4-17

http://chowk.pya.jp/
https://twitter.com/AsiaChowk/
https://www.instagram.com/chowk.asia/?hl=ja

チャナチャトパット と マトンチョイラ @ ネパールのごちそう jujujdhau ズーズーダゥ(池田市)

「ネパールのごちそう jujudhau ズーズーダゥ」さんへ平日伺いました。諸事情により、この日は通常 versionのダルバートも用意が無いとのことで、チャナチャットパットとマトンチョイラを頂いて帰りました。

阪急宝塚線池田駅すぐのお店で頂ける、美味しい料理の数々は
→「jujudhau ズーズーダゥ(池田市)ネパールのごちそう」

ネパールのごちそう
jujudhau
ズーズーダゥ

池田市室町 1-3

https://ja-jp.facebook.com/jujudhaunepal/
https://www.instagram.com/jujudhau/?hl=j

ダルバート @ パビトラ PABITRA(大阪市淀川区)

インネパ店のダルバート探し、懲りずに細々と続きます。大阪メトロ御堂筋線東三国駅が最寄り駅の「パビトラ PABITRA」さんへ伺いました。チラシにダルバートが載っており、他にお客さんが居られませんでしたので、Nepali style でと念押ししてお願いしました。ダルはマス、ムスロ、ムング、チャナが入っていそうで、マスのチキンカリー共々グレイビーベースでした。ほうれん草炒め、青唐辛子のアチャール、パパドゥなどが並びました。チヤも頂きました。

パビトラ PABITRA

大阪市淀川区東三国 6丁目 21-31

ネパール、インドのお米の閑話 Taichung 65 – Mahsuri – Ponni

事の始まりは Asha さん @ashachankaeru が投稿された Japonica Rice(Tai chin Rice)の写真です。Tai chin Rice とは何ぞやと、その筋の方で話が盛り上がり、ネパールで古くからある一般的なお米の銘柄 マスリ Masuli (or Mahsuri) が、タミルのミールス米として食べられているポンニ Ponni と同じ交配種ではないかというところまで話が続きました。

1929年ジャポニカ米同士を掛け合わせ台湾の気候に合うように作られた「台中65号」、インドに渡り日印型品種交配計画で交配により新たな品種を目指すも芽が出ず、コロンボ計画のもとマレーシアへ渡った日本人研究者によって改良が加えられ「Mahsuri(Masuli)」が1965年に誕生。Mahsuri は 1970年代初めにはネパールやインドでも栽培されるようになりました。当時からインドでは Ponni とも呼ばれていた様です。南インド料理で頂く機会もあるポンニ米、起源の一部はジャポニカ米です。

マスリとポンニは同じものか、 web を彷徨ってみました。

「さかのぼるとMasuli米はインドで交配された」とアジアハンター小林さんがお示し頂いた、山川寛他「マレイシアにおける二期作用水稲品種、マリンジヤ、マスリ、バハギヤの育成に関する研究」熱帯農業 21 (1) : 40-42, 1977 には

マリンジヤ、マスリの育種材料は、FAO の日印型品種交配計画 (Indica-Japonica Hybridization Programme) によりインドで交配された組み合わせで、(中略)マスリは育成当初いもち病抵抗性に弱点がみとめられたことから、抵抗性遺伝因子の導入を戻交雑によって試み、いわゆる”改良マスリ”を得た。

と記され、組み合わせは (Mayang Ebos 80 × Taichumg 65 (台中65号)) × Mayang Ebos 80 と表記されています。Mayang Ebos 80 と Taichumg 65 を交配させたものに、さらに Mayang Ebos 80 を戻し交配させることにより、日本人の研究者が中心となってマレーシアで開発し、1965年1月に発表したものです。

Wikipedia などでは、Ponni rice は、1986年に Tamil Nadu Agricultural University で開発されたというのが定説の様に記されています。ポンニがマスリと別の交配方法を経て同大学で完成されたものであれば、両者は別物という事になります。

White ponni の Parentage については EXPERT SYSTEM FOR PADD の Paddy Varieties of Tamil Nadu に、Taichung 65/2/Mayang Ebos-80 と記されています。他には Taichung 65/Mayang Ebos-80/2 と表記されているものもあり、どのようにこの2種が実際に Tamil Nadu Agricultural University で交配、開発されたかを調べようとしましたが、辿り着くことが出来ません。

The International Rice Research Institute 1972 による『rice bleeding』には

The Japanese during the war introduced Bir-me-fen from Taiwan (called Pebifun in Malaya) in Province Wellesley. After the war the japonica x indica selection work in the FAO project, intensively carried out with the help of Japanese breeders, resulted in the release of Malinja and Mashuri for the second crop area. Mashuri is now being grown in Andhra Pradesh in India.  

と記され、Mashuri は 1972年には既にインド(少なくともアンドラプラデシュ州)で栽培されていた事になります。

RICE BREEDER の MILESTONE OF RICE VARIETIES IN TAMIL NADU の項目にも、

POPULAR INTRODUCTIONS IN TAMIL NADU
Ponni – Mahsuri (1972) Fine grain

と、1972年には Ponni – Mahsuri が既にタミルナドゥ州に導入されていたことを示しています。この表記を見ると、Ponni イコール Mahsuri と捉えることもできます。

International Rice Research Institute (IRRI) が刊行するニュースレターの、1978年の”Development and Evaluation of Derivatives of Mahsuri (Ponni) ” には、

Mahsuri is grown on 50 to 60% of the paddy land during the monsoon season (Aug.-Sept. to Feb.) in Pondicherry state and in South Arcot, North Arcot, Chinglepet, and Tanjor districts of Tamil Nadu.  Mahsuri (renamed as Ponni in this region) is popular with farmers because of its fine grain and its medium growth duration that facilitates culture in the late monsoon season.
と、タミルナドゥのこの地域で Mahsuri が Ponni に名前が変わったと記されています。
アジアハンター小林さんに着目していただいた、Mahsuri の Parentage  Mayang Ebos 80*2/Taichung 65 であることも記していた記事は

→「ダルバートのバートはバスマティ米という意味ではありません」

おまけの写真は西日本の田んぼで作付けされている、高温登熱性に優れ、良食味・多収、縞葉枯病に抵抗性で穂いもちにも強い「恋の予感」です。