桜の花が咲き始めた頃、
春らしい料理を頂こうとホテル日航大阪の日本料理「弁慶」さんへ伺いました。
前菜は、魚の子、筍寿司、稚鮎木の芽煮、一寸豆花揚げ、わらび烏賊、
造りは、桜鯛、鮪、さより、
御椀は油目吉野、
焚合は、筍土佐煮、飯蛸、蕗、
焼肴は赤甘鯛若狭焼き、
合肴は山菜天婦羅、
替鉢は白魚柳川鍋、
御飯は土鍋炊き豆御飯、
水菓子までです。
陸マイラーが貯めたマイルは有効期限が次々とやってきます。とりあえずクーポンに換えておくのですが、その有効期限もすぐにやってきます。大阪ではホテル日航大阪さんのレストランで使うことが多いのですが、初めて伺った「弁慶」さん、料理も接遇も申し分なく、楽しい時間が過ごせました。
日本料理 弁慶 ホテル日航大阪
大阪市中央区西心斎橋 1-3-3
https://www.hno.co.jp/restaurant/benkay.html
メインはチキンでお願いし、
副菜は、カトゥレット、ビーツ、南瓜、
ポルサンボーラ、パリップ、
ケール、マンゴーチャツネ、海老と韮が並びました。
デザートはワタラッパンです。
ディナーメニューに載っているネパールセットが、
ナンが無ければダル&バートですのでナン抜きでお願いしました。
まずインネパ店お決まりのサラダが供され、
セットの登場です。
ダルはムスロとチャナのミックスですが、ナンに合うグレイビーベースの「豆カレー」で、
メニューにはチキンサデコと書かれていますが、これまたグレイビーベースのチキンカレーです。じゃが芋と玉葱、人参のアチャールも添えられています。ソフトドリンク付きですのでチヤを頂きました。

2階は満席の様でしたが、1階の席が空いていました。
ノンアルコールビールが売り切れとのことで、ノンアルコールスパークリングを頂き、
「本日のカレー」を 1~4種類選ぶシステムで、
全 4種類でお願いしました。
新じゃが芋とチキンのマサラ、
鯖のココナッツカリー、
ポークビンダルー、
サンバルの 4種です。
それぞれの特徴のあるしっかりした味付けの 4皿の他に、ムング、ラハル(トゥール)、チャナのミックスのダルをはじめ、
優しい味わいの副菜が添えられています。
食後に、スパイスケーキとチャイも頂きました。
フライドヌードルスはポーク、
ライス&カリーはマトンでお願いしました。
この日の副菜は、パリップ、ほうれん草のテルダーラ、ポルサンボーラ、大根の葉のマッルン、マンゴーチャツネ、パパダンでした。EGB も頂くことが出来ます。
前回もダルに何の豆を使っておられるか尋ねムスロのみとのお答えだったのですが、今回も尋ねてしまいました。やはりムスロのみとのことでした。
よくある皮無し Split のムスロと味わいが異なる、皮付きのムスロ Whole Musuro (Masoor) の様ですので、
後日訪れた時にもう一度、お店のお二人に確認しました。やはり、使われているのは皮付き whole の ムスロでした。
チキンカリー、タルカリなど前回と同じ内容です。今回もムラコアチャールがいい味をだしていました。
食後にチヤを頂きました。

東ネパールでは食べられることの多い豚肉と、チベット族の料理ギャコックなどにも使われる澱粉麺のピン(フィン) Phing を組み合わせたスパイシー炒め Bangur ra Phing Bhuteko が初登場です。使われているのはさつま芋の澱粉から作ったネパール製の Phing とのことでした。
ダルは、マス、ムスロ、ラハル、ガハットのミックス、
マスはチキンとほうれん草、
茄子とじゃが芋のタルカリに、
果物シリーズは文旦のスバイス和え Bhogate Sadeko、
干し大根のアチャールと、
新玉葱のアチャール、
青菜炒めとパパドゥが並びました。食後はズーズーダゥとチヤを頂きました。
ランチタイムのお得なセットメニューではなく、豚もつ入りお粥 Cháo Lòng チャオロンが目当てです。開店直後、他にまだお客さんがいない時間でしたので、作って頂けました。ホルモン(もつ)は、ノドブエ(喉軟骨) Cuống họng、コブクロ(子宮) Dồi trường、ソーセージ Dồi tiết / Dồi huyết、ガツ(胃) Dạ dày、レバー(肝臓) Gan などが入っていました。
家族は Bún thịt nướng ブンティットヌンをお願いして供された、Bún chả ブンチャーの様な一皿を頂きました。
メインはチキンでお願いし、
副菜は、カトゥレット、パリップ、
隠元、マンゴーチャツネ、ゴーヤサラダ、
シロナとキャベツのマッルン、じゃが芋、ビーツが並びました。
デザートはスリランカのパンケーキです。
シダラタさんと同じ系列店の様で、メニューは同じ構成です。
ダルバートもメニューブックに載っています。
ダルはムスロ、ムング、チャナ、カブリチャナのミックスですが、グレイビーベースのナンに合う「豆カレー」です。
タルカリはミックスベジタブルが使われているありがちなタイプで、じゃが芋、野菜スライス、トマトのアチャールが添えられています。シダラタさんのダルバートとは大きく異なります。
